◆雪入山めぐり雪入山の風の池♪久しぶりに雪入山のふれあいの里に来ました。 家から約10kmです。 小高い山の中腹なので眺めが良いです。 ここは以前にも書きましたが、 昔採石場があったところです。 風の池は、雪入山の砕石を掘った後の くぼみに水がたまった池のひとつです。 他にも花の池、鳥の池という 全部で3つの池があります。 風池といえば、 風邪や肩こりの特効つぼですよね。 3年前にはここの周囲に下りることが出来て、 そこには小さなアルマンデインが ポチポチ見える石がごろごろしていました。 そこでうっかりハンマ-を置き忘れて、 もう水深が増した現在は、 探しに行くことすら出来ません。 岸壁は堆積岩ですが、 一部は貫入した花崗岩によって変成した ホルンフェルスになっているようです。 白い部分が花崗岩マグマの一部もしくは 熱水が貫入した脈です。 ホルンフェルスの内部には、 ご存知の菫青石や紅柱石が出たそうです。 「風の石」による「風の池」のお話でした。 雪入山の近くででた安山岩♪ < 雪入山の近くで安山岩が発見されます。 という事は、早い話が火山が出来て、 噴火があったという事ですよね。 ちょっとびっくり。 1700万年前ごろの出来事とか。 日本海が出来た頃の、 とてつもない火山活動に 連動した活動のような気がします。 /b> 雪入山より霞ヶ浦を望む♪ < /b> 雪入山の鉱物標本♪ 東風吹かば~♪ 雪入ふれあいの里の山道をうねうね 上る途中でみられるのがこの梅の花です。 もっと下には梅林も実はあります。 「東風吹かば、 匂いおこせよ梅の花、 主なきとて春な忘れそ」 道真の無念ただよう名句が 思わず口に出るほど 良い香です。 珪化巨木in雪入山♪ 巨大な珪化木です。 直径が1m以上あります。 雪入山で発見されたものだそうです。 岐阜県は美濃加茂市にあるメタセコイア(?)の 珪化木は直径1.2m、長さ14mもあり、 かないませんが、 かなり大きな物ですね。 幻の石♪ この石の青緑がかった部分が わかるでしょうか。 ここにわが国ではきわめて少ない 燐ペグマタイトで出来た鉱物 初生燐酸塩鉱物の代表格、 トリフィル石(トリフィライト)と 2次鉱物である藍鉄鉱(ビビアナイト) があります。 ドイツやボリビアではないのです、 日本なのです。日本の石に詳しい方なら 手稲石よりももっと幻の石であるこの石 ヨダレだらだらでしょうね。 つくば市の産総研地質標本館に 展示されていた物の写真です。 わが町でかつて産出した幻の石です。 現在その産地は掘りつくされ、池の中です。 しかし、その反対側の鉱山からも出たのですが、 その鉱山は放置されたまま。 探索するなら冬の今がチャンス。 岩が崩れて下敷きになるかもですが・・・。 ジャンル別一覧
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